ハードブレイクとビリヤードと

ビリヤードの基礎知識から練習方法、あとハードブレイクの方法なんかを書いてきます。私個人の考えを多く含んでいますので意見があれば是非ください。オカルト理論であふれているビリヤードの世界を改善していきたいです。

大きく振る

テイクバックについて話しましょう。

テイクバックをどれくらいとっていますか?
ビギナーからB級くらいまでのレベルで拳一個分だとか、それくらいほんの少ししかテイクバックしない人はこれからのあり方を少し考え直してください。

ある程度のテイクバックをとらないとキュースピードを出すのは困難です、初心の段階で小さいストロークに慣れてしまうと後々キュースピードのことで非常に苦労します。

大きいストロークをとってショットする練習をしましょう。


さて、ここでは大きくストロークすることの難しさに触れます。

大きいストロークをすると…
  • ある一定の位置から真っ直ぐキューを引きにくくなってきます。
  • キュー尻が上がってくる。
等の難点が生まれてきます。

これらを克服するために大事になってくるのがグリップと肘の使い方です。

まず真っ直ぐ引きにくくなる要因についてです。
全部の指を添えたグリップで長くテイクバックをとると途中で薬指と小指が邪魔をしてこじり始めます。
この解決策をここでは3つ紹介します。
  • グリップの支点を人差し指と中指にすると邪魔が無くなるのでテイクバックをとりやすくなる。
  • テイクバックに合わせて肘を落とすことで長いテイクバックをとれる。
  • 外に引くことで結果的に真っ直ぐ引ける。
まず一つ目です、これの難点にキューが上下に動いてキュー先の軌道がぶれてくるということがあります。これは同時にキュー尻が上がることですね。
これの克服には手首柔らかく使ったり、テイクバックに合わせてグリップを開かせたりする(小指と薬指の下の部分の手のひらをグリップから離れさせる)ことが有効だと思います。

次に二つ目です、これができると非常にきれいなストロークができます。
しかし慣れるまで非常に難しいです。
手首の使い方、グリップ、肘を落とすタイミング全てが上手く噛み合っていないと肘支点でキューが振れない人と思われたりします。

三つ目はそのまんまです、テイクバックの途中で自然に内側に引いてしまうので外に引くことで結果的に真っ直ぐ引けます。

ここで紹介したのはほんの一部です、色んな人のストロークを見て参考にし、実際にやってみて自分に合うストロークを探してみましょう。