ハードブレイクとビリヤードと

ビリヤードの基礎知識から練習方法、あとハードブレイクの方法なんかを書いてきます。私個人の考えを多く含んでいますので意見があれば是非ください。オカルト理論であふれているビリヤードの世界を改善していきたいです。

切れ

撞き方って説明しにくいんです。
手球とタップの接触時間が云々とかがあるとして、接触時間を伸ばすための方法の具体的説明ってどこにも明言されてないです。

考えるな、感じろ。ってやつです。

意識的にか無意識下なのかはわかりませんが同じ練習を繰り返しやってるとできるようになることがほとんどです。

そこでキューを出す練習を紹介しましょう。
キューを出すというよりもキューの出し方の練習ですかね。

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さてこんな配置です。的球と手球の距離は球3個分にしてください。
押しで手球を2度撞きして同じサイドへスクラッチさせましょう。

球3個分だとできる人が大半なはずです。
キューは球2個分は出す。を実践出来ていれば普通にできます。
出来ない人は自分が如何にキューを出せていないのかわかりますね。

この練習で距離を球5個分にしたあたりから出来ない人がかなり増えるはずです。
だんだん手球にキューが追いつかなくなってきます。

ほんのちょっとした撞き方の違いですが、タップに乗せるような、加速するようなストロークが良しとされています。

インパクトの瞬間にトップスピードではなく、インパクト後にトップスピードがくるようなストローク


傍から見るとなにやってるんだかわからない練習ですが、この撞き方に慣れてくると間違いなくキューは切れるようになってきます。

やってみる価値はあります。

レストの長さ、立ち位置、インパクトのときのグリップの位置など色々試しながらやってみるのがいいですね。

キューを出せば出すほどキュー切れが増すなんてことはありませんが、手球の捉え方が身につくのでこれができるとキュー出しが短くてもキュー切れは良くなります。



※個人的には手球の表面を舐めるようにして撞くと切れが増すような感じがします。
引きでは上から下へ、押しでは下から上へキューが動く感じですね。

撞き方を検証したいのですが、如何せんハイスピードカメラ(業務用のコマ数が異常に多いやつ)が手に入らないので難しいです。