ハードブレイクとビリヤードと

ビリヤードの基礎知識から練習方法、あとハードブレイクの方法なんかを書いてきます。私個人の考えを多く含んでいますので意見があれば是非ください。オカルト理論であふれているビリヤードの世界を改善していきたいです。

クッションに対するひねり2

つづきです。

前回に引き続きクッションに対するひねりについてつらつらと書いていきます。

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さて、この配置で引きで長クッションに垂直に落とした場合どうなるでしょうか?


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こうなります、垂直にクッションに落ちたなら垂直に返ってくると思ったあなたは甘いです。
もらいひねりがあるためクッションから順ひねりの効果がでます。

そうそう、ブログ内検索の窓がホームにあるので何か調べたいことがあればそこから検索してみると便利だと思いますよ。
それぞれの記事についてるタグも活用していただけると幸いです。

もらいひねりがわからない人は検索しましょう。

本題に戻ります。
クッションから手球が走るのか死ぬのかは撞点によるひねり、的球からのもらいひねり、クッションへの入射角度、クッションからのもらいひねりによって決まってきます。

これらを理解していれば色々と活用できます。
それではまず殺し球について。
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撞点下で勢いを殺す、普通の殺し球ですね。基本的なことです。

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こんな殺し球はどうでしょうか?
順で殺す殺し球です。
撞点による順、的球からのもらい順がヘッド方向に手球が走ろうとするのを止めてくれます。
殺すためにひねりは少し多めに入れます。


次はこんな球です。
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撞点は上だけです。
的球からのもらい順でワンクッション目では勢いが死にそうですが、手球がクッションに平行に近い浅い角度で入ると手球に元からのっている順はほとんど効かず、クッションからのもらいひねりで手球はしっかり走ります。

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こんな風にクッションに深い角度で入ってしまうと手球のひねりがクッションで効きすぎて勢いが死んでしまいます。