ハードブレイクとビリヤードと

ビリヤードの基礎知識から練習方法、あとハードブレイクの方法なんかを書いてきます。私個人の考えを多く含んでいますので意見があれば是非ください。オカルト理論であふれているビリヤードの世界を改善していきたいです。

ポジションプレイの基礎1

ビリヤードは入れないと話にならないですが、入れたとしても次が難しいと連続して球を入れることはなかなかできないでしょう。

そこで次の球を入れやすい位置に手球を運ぶポジションプレイが必要となってきます。

ここではそれの基礎を固めていきましょう。

まず今回は基本的な手球の動きをおさらいしていきます。

ポジションプレイの基礎となるので初心者は要熟読です。

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まずはこの図を見てください。
何度か説明してますが、これは手球が的球に当たった後の手球の動きの図です。

すべてのショットの基本はストップショットです。
全厚で手球が無回転のときに的球に当てれば手球はイメージボールの位置で静止するということでしたね。

けれども図のように振りがついている(=全厚ではない)と当然手球は静止しないことはわかるでしょう。

このときは手球は的球が動く方向と90°の角度をなして動きます。
図の1番です。
これを90°分離などと言いましたね。

手球が的球に当たったときの手球の回転が前進回転ならば押し球(図の2番)になり、後進回転ならば引き球(図の3番)になります。

簡単に考えると手球を前に出したかったら押して、手前にもってきたかったら引く、それだけです。

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ではこの図を考えていきます。
8番を入れることはさほど難しくないのでこの話は置いておき、9番を入れやすい位置に手球を運ぶにはどうしたらよいでしょうか?

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ストップショットは全ての基本ですが、この位置からは次の球が入れにくいのでここでは適切ではないですね。

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このように押し球で手球を前に出してやれば9番を入れやすい位置に運ぶことができるでしょう。

基本的には次の球に近づくように手球を動かしましょう。

ちなみに次の球のことをネキストだとかこれを略してネキだとか言います、覚えておきましょう。

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ではこの図でも同じようにどうしたらよいのか考えてください。





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基本のストップショットはここではネキが入れにくいので適切ではありません。

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かと言って、押してもしょうがなさそうですね。

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ここでは引き球が正解です。

でも近づけたから入れやすいというわけではありませんね。
それに関してはおいおい書いていきます。

つづく。