ハードブレイクとビリヤードと

ビリヤードの基礎知識から練習方法、あとハードブレイクの方法なんかを書いてきます。私個人の考えを多く含んでいますので意見があれば是非ください。オカルト理論であふれているビリヤードの世界を改善していきたいです。

腰の回転6

今回でやっとこのシリーズは終わりです。

では、ブレイクの際の右足の動き方の話をします。

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初めは右腰、右膝、右踵は地面からほぼ垂直に位置します。
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そこからまず膝が先行し、
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膝を腰が追いかけていき、
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腰が膝に追いついてインパクトします。

ブスタマンテはコンパクトな体重移動ですね、これに対してデルーナは派手に体重移動しているため腰が膝を追い越してからインパクトしています。


右足は膝を先行させ、それについで腰が動きだし、腰が追いつくor追い越したときにインパクトを迎えます。

右足の踵を上げる動きをブスタマンテはやっていませんがこれを行う場合、右足の踵を動かす動作を行うタイミングは腰が膝に追いついた後に行うのが良いでしょう。

膝の先行が終わったタイミングが身体の前進が終わった静止の瞬間であって、そこから腰が追いつくまでが右腰の押し出し動作です。
なので膝の先行が終わったタイミングで踵を上げて右の体幹を押し出すべきです。

身体が動き出すときに踵を上げるのは効率の良い足の動かし方ではありません。


こんなコアな内容を隅々読んでいただいた方、ありがとうございました。


まとめをしようと思ったのですがまとめただけで一つの記事になりそうなボリュームなので割愛させていただきます。


最後に一つ。
目で見てわかりやすいほど腰を捻じった動きをするわけではありません。
ほんの少しの引き戻しと押し出しを瞬間的に用いて効率良くブレイクのスピードを上げます。

派手に動かすと引き戻しと押し出しのバランスが悪くなりスピード増加も減ってしまいます。

コンパクトにやるべきことをやるべき!