難所を見極める5
久しぶりのシリーズですね。
難所を見極めるということですので難しそうなところを考え、処理の仕方も考えていきましょう。
今回はこんな配置です。
トラブルは特にありませんがトラブルなんて無くても難しいもんは難しいのです。
…
4番がちょっと難しいですね、
3からポジションするのにかなりピンポイントなクッションの狙いが必要かつ4番が全厚になってしまうと5への出しが厳しいです。
6の上付近にポジションしてカットしても良いですが非常に撞きづらい&シュートが難しいです。
そこで上図のように処理してみます。
…やっぱりしません。
見てもらえればわかりますが、4番に当てる厚み、力加減、諸々と難しいです。
さらに新たなトラブルが発生しそうな気配もありますのでやめておきます。
上図みたいになれば良いけど思い通りにいくことなんて大して無いもんです。
とりあえず4番を放置して3に出してみます。
点線のように厚くなりすぎたり、実線のようにだだ被りするのはやりがちですね。
技量によりますが、出せるならちゃんと出した方が良いです。
攻めのセーフティをしてみる。
さて、セーフティするのは簡単ですね。
テキトーにストップでもしておけばファールは取れそうな気がします。
けれどもフリーボールをもらったところで3から4がこなせなければしょうがないです。
長々書いてますが的球の走行距離を考えたストップショットをしましょうか、
上図のような位置までもってこれれば次がフリーボールならば振りを保ったポジションをするのはそこまで難しくないですね。
相手と自分の技量と相談してやることを考えるのも大事です。
はい、次にいきましょう。
こんな配置です。
同じように難所の見極めと処理を考えてください。
…
4から5が肝です。
図のように逆振りになると致命傷になる可能性が高いです。
一応ここからのポジションを描いてみましたがどちらも簡単ではないですね。
4を右下にとるのはちょっとセンスが無いのでダメです。
左サイドか左上コーナーでしょう。
どちらのゾーンも描いてみるとかなり被ります。
複数のポケットへ狙う目があり、ゾーンが被るならポジション許容範囲はわりと広いです。
ここでは図のようにポジションします。
下の短にクッションさせればわりと力加減の幅はありますね。
ここから出たところでコーナーからポジションしたり、
サイドからポジションしたり
上図3〜4番のような出しは無難なことしかしないB級はほとんどやりませんが手球を走らせることがいつでもリスキーなわけではない良い例ですね。
そのうち書きますが、遠ざかるようなライン出しもとても大事です。