ビリヤードの魅力
春ですね、大学生が球を始めることが多い時期です。
ビリヤードをしたことがある人はそれなりにいるとは思いますが、
競技としてのビリヤードをしたことがある人はほとんどいないと思います。
遊びとしてのビリヤードから競技としてのビリヤードへ移行するのはなかなか難しいものでありますが(何故かは後述)
競技としてのビリヤードに興味をもった人へ、ビリヤードの面白さを少しでも伝えられたら良いなぁ〜と思ってこんな記事を書いてみます。
ビリヤードの面白さとは何でしょうか?
当然ですが、球がポケットに入らなければ面白くはありませんよね。
では入れられれば入れられるほど楽しいかと言うとそうではありませんよね。
↑例えばこんな球ばかり続いたらどうでしょう?
当たれば入るようなとても簡単な球ですが、こんなのがずーっと続いたとして何にも面白くないですよね。
とはいえ、難しい球を入れらたら楽しいのか?
↑こんなのはどうでしょう?
入らなくはない…けど上級者だって難しいです。
確かに入ったら盛り上がりますが、こんなのばかり続いたら精神がすり減って疲れちゃいますよね。
球を入れる楽しさが全てではありません。
例えばナインボールをやっていてこんな配置でフリーボールが来たらどこに手球を置きますか?
おそらく初心者の多くはこのように真っ直ぐ置いて8番を入れて…
どーすんのこれ?
ってなって…
強打!!
からのまぐれで入って大盛り上がり!
なんてことがけっこうありますよね。
けれども経験者はまず真っ直ぐ置きません
こうだったり
こうだったり
こうだったり
色んな力加減や手球の位置、手球の何処を撞くか等を明確に決めて次の球が入れやすい位置へポジションします。
このように手球を思い通りに動かす面白さだってあります
とはいえこれがなかなか上手くいかない、自分が理想とする場所へ正確に手球を運ぶことってのはほんとに難しいものです。
上手くなってくるとだいたい思い通りになります。
けれども所詮だいたいなのです、
だからこそもっと上手くなって今以上に手球を思い通りに動かしたい!正確に動かせるようになりたい!
そういう気持ちが上達するにつれてどんどん大きくなってきます。
上手くいかない。けれども、だからこそ楽しい。
また、ビリヤードの台は一つひとつコンデションが違います。
穴の大きさだったり、台に張ってある布の状態だったり、クッションゴムの状態だったり。
そんな訳でいつでも正確に手球を動かすことは難しいのですが、さまざまなコンディションに対応する面白さもあります。
これ以上書くとあまりにもマニアックなことを書きそうなのでここらで打ち止めにしますが、ビリヤードに縁を持った方はビリヤードの面白さを感じられるくらいには長続きして楽しんでもらえたら幸いです。