指導考
新歓シーズン故、初めてビリヤードに接する人に教える事が多いでしょう。
ビリヤードはよく引き合いにダーツが出されますが、ダーツの方がはまる人が多いです。何故でしょうか?
昨今のダーツは適当に投げても当たれば点数が派手に出ます。
目に見えて結果がでるので入りやすい。
ビリヤードとの違いはここでしょうね。
初心者はまず的球が入りません。
球が入らなきゃつまらない。
なのでなんとなくフォームを教えたら全部の穴前に的球を配置して落とさせてみましょう。
ポケットする楽しさから入らないと続きません。
さて、ここまではわりとどうでもいいです。
指導するとなったときに基本が教えられるかが大事です。
第一に、利き目です。
次の写真のように的球、手球、キューが真っ直ぐになるようにセッティングします。
まず台の高さぐらいに顔の位置を合わせて真っ直ぐ見える位置を探します。
次に実際にキューを握ってもらいフォームを作ってもらいます。ただしこの時のフォームは大体形になってればオーケーです。
ほとんどの人が構えたときの顔の位置、顔の向き、キューの位置が真っ直ぐに見える位置でのものと違います。
これを疎かにすると後々右振りは入るのに左振りが入らないなどの不具合が起きます。
最初が大事です。
つづく