撞点
「引けない」原因はなんだと思いますか?
下を撞いてるのに引けないとよく聞きますが、そのような人のほとんどが下を撞けてません。
最近はどこに行ってもドットボールです。
このドットの一つを狙った撞点に合わせて手球を置いてみます。
チョークをたくさん塗ってから引き球をしてみてください。
チョークが付いた位置は狙ったドットよりも上のはずです。
つまり狙った撞点を外しています。
自分がやっているつもりのことと、自分が実際やっていることの間にはかなりの差異があります。
上達するにしたがってこの差異は少なくなってきますが、C級くらいではかなりの違いがあるはずです。
こんな練習用のボールがあり、山水ビリヤードのカウンターで言えば貸してもらえます。
これを使って撞点の正確さを調べるのも良いでしょう。
けれどもこのボール、5まで数字が振ってありますがまず撞けないです。
3を目安に撞きましょう。
一般的に撞くことができる範囲は的球の数字が書いてある円内くらいです。
撞ける範囲ってこんなもんです。
普段使う撞点なんて10円玉くらいの範囲となおさら狭いです。
狙った撞点が撞けない原因として
- タップと手球の距離が遠い。
- ストロークが波打っている。
- 撞く瞬間にヘッドアップして撞点が上がってしまう。
などが代表的なものとして考えられます。
漫然と撞くのでなく、一つ一つを意識して撞くだけで効率が良くなります。