ハードブレイクとビリヤードと

ビリヤードの基礎知識から練習方法、あとハードブレイクの方法なんかを書いてきます。私個人の考えを多く含んでいますので意見があれば是非ください。オカルト理論であふれているビリヤードの世界を改善していきたいです。

入れ続ける

初心者は普段あまり球が入らない分入ったときは喜ばしいものです、続けて入れられたときはなおさら喜ばしいですね。

そんなわけで今回は入れ続ける練習です。
対象はビギナーからC級です。


入れ続けるには当然出しを考える必要があります。
出しの基本を軽くまとめておきましょう。
  • 手球が無回転で的球に衝突したときの的球と手球のコースは90°である。
  • 押し球では手球は90°よりも前に動き、引き球では90°よりも後ろへ動く。
  • 手球はクッションに入ったときの角度とだいたい同じ角度でクッションから出てくる。
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それでは練習配置に移ります。
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番号順取り切り。
対象SL2〜4。
手球フリー。
的球がポケットに近いのでそれほどシュートは難しくはないですね、ここで考えてもらいたいのが2つあります。
  1. 入れに集中する。
  2. 手球のコースをなんとなく覚える。
ビギナーは90°分離を頭において撞きましょう。
C級は90°分離の知識は前提としてクッションに入ったときの動きを特に意識してください。
90°分離って何だ?って人は過去の記事を遡ってください。

さて、引き続き入れ続ける練習です。
よく見かけるドリルの簡易版を作ってみました。

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番号順取り切り。
対象SL3〜。
手球フリー。

一見簡単そうに見えますが、C級くらいだとなかなか難しいです。
この取り切りに制約はありません、取り切れれば万事良しです。


以下に取り切り例をいくつか載せておきます。
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何度も練習することで自然と出し方のバリエーションが増えていきます。
フリーボールを色んな位置からスタートしてみましょう。