ハードブレイクとビリヤードと

ビリヤードの基礎知識から練習方法、あとハードブレイクの方法なんかを書いてきます。私個人の考えを多く含んでいますので意見があれば是非ください。オカルト理論であふれているビリヤードの世界を改善していきたいです。

ポジションプレイの基礎2

まずは前回のおさらいをしましょうか。
基本的に次の球に近づける。
と言うことでしたね。

f:id:over40kmph:20140623155611j:plain
けれども近づければ良いってものではなく、ネキストを入れやすい位置に手球を運ばなければなりません。

ではネキストを入れやすい位置とはどこでしょうか?

f:id:over40kmph:20140623155919j:plain
この図で9番を入れるために1〜6のどこだと入れやすいでしょうか?
1は厚みが無いので入れられません。
2は厚みはありますがちょっと薄くて入れにくいですね。
3はちょっと難しそうです。
4は文句ないですね、これは入れないといけません。
5はそんなに悪くないですね。
6は厚みはわかりやすいですがちょっと遠すぎます。

f:id:over40kmph:20140623160406j:plain
基本的にはこのような三角形の範囲が入れやすいでしょう。
このようなネキストを入れやすい範囲をゾーンなどと言います。

けれども当然技量によってこの範囲も変わってきます。
f:id:over40kmph:20140623160550j:plain
一般的なA級ならこれくらいの範囲なら入れの成功率は低くはないでしょう。

しかしながらわざわざ難しい位置にポジションする必要もないですし、入れの難易度が上がると出しも難しくなりますので簡単に入れられる位置にポジションしたほうが良いですね。

f:id:over40kmph:20140623161659j:plain
このようにゾーンに入るようにネキストに近づけることがポジションの基礎です。

つづく。