ポジションプレイの基礎2
まずは前回のおさらいをしましょうか。
基本的に次の球に近づける。
と言うことでしたね。
けれども近づければ良いってものではなく、ネキストを入れやすい位置に手球を運ばなければなりません。
ではネキストを入れやすい位置とはどこでしょうか?
この図で9番を入れるために1〜6のどこだと入れやすいでしょうか?
1は厚みが無いので入れられません。
2は厚みはありますがちょっと薄くて入れにくいですね。
3はちょっと難しそうです。
4は文句ないですね、これは入れないといけません。
5はそんなに悪くないですね。
6は厚みはわかりやすいですがちょっと遠すぎます。
基本的にはこのような三角形の範囲が入れやすいでしょう。
このようなネキストを入れやすい範囲をゾーンなどと言います。
けれども当然技量によってこの範囲も変わってきます。
一般的なA級ならこれくらいの範囲なら入れの成功率は低くはないでしょう。
しかしながらわざわざ難しい位置にポジションする必要もないですし、入れの難易度が上がると出しも難しくなりますので簡単に入れられる位置にポジションしたほうが良いですね。
このようにゾーンに入るようにネキストに近づけることがポジションの基礎です。
つづく。