ポジションプレイの基礎5
今回でポジションプレイの基礎はひとまず終わりです。
ここまでのことが実践できて、ぼちぼち球が入ればSL4くらいにはなれるでしょう。
今回はポジションがいまいちわからないであろうクッション際の球のことを考えていきます。
例えばこの配置で押し球をしたらこんな風になりました。
これは入射角=反射角の考え方に則っていますね。
同じく押し球です。
これも同じ考え方ですが、クッションと的球とが近いとクッションのどこに入るかがイメージしづらいですが考え方は同じです。
入射角=反射角だと思ってください。
同じく押し球をしますがタッチ球になったときはどうなるでしょうか?
入射角がそもそもわかりにくいです。
けれども押し球なんだからなんとなく前に出そうな気はしますね?
今細かいことを解説してもしょうがないのでここでは結論だけを簡潔に述べます。
こんな風に前に出ます。
タッチ球でも基本的な考え方は変わりませんが、入射角>反射角になります。
押せば前に出るし、引けば戻ってくることに変わりはありません。
図は手球の位置と手球が出る位置のだいたいの雰囲気です。
当たり前のことなのですが、厚ければ押しや引きはかかりやすいです。
逆に薄ければ押しや引きはかかりにくく90°分離のラインに近くなります。
厚ければ手球は動かしにくく、薄ければ手球は動かしやすいです。
ポジションプレイは手球を思ったところに動かすことです、ネキストが遠かったら薄め、近かったら厚めに手球を置ければ都合が良いですね。
まずはネキストに厚く出せるように頑張りましょう。