押し引き
誰しもあることなのかはわかりませんが、押し球の入れが安定しないという悩みを持ったことがある人はわりといると思います。
僕もそうでした。
何故押しで入れが安定しなくなるのか?
を今回は書いていきます。
撞点が異なるのは当たり前として他の部分はどうでしょうか?
平たく羅列すると、
- 引き球では的球に当たったときの回転量を意識する必要があるが押し球では意識する必要はあまり無い。
- 押し球ではひねった場合に引き球の場合よりもカーブを意識することが多い。
- 的球へのスロウが押しと引きとで異なる。
- ストロークのキューレベルが異なる。
主にこれらが押しと引きとでの違いです。
自分はそうだったのですが、ひねってなくても下撞点の入れと比べて明らかにシュートが悪かったです。
1.2.に関しては今回はどうでもいいです。
3.に関しては押し球では手球と的球との接触時間が引き球のときのそれよりも微小に長くなるためスロウが大きくなります。
実線は押しのライン、点線は引きのラインです。
引きを基準にして極端にスロウを表現してます。
スロウがほとんど無視できる程度の的球とポケットの距離が短くてもシュートが悪くなっていると思います。
おそらく押し球のシュートが悪くなる最大の原因はストロークのキューレベルが異なるためです。
下撞点の方がシュートが良くなるような気がするのはキューが下に動くのが自然だからです。
ストローク確認のために単純に素振りをするとなったときに上撞点でやる人はほぼいませんね。
キュー先が下を向くのが自然なので無意識にそのようにストロークしてしまいます。
要は慣れてないストロークなので球を外すことが多い。
これに尽きると思います。