ヘッドアップ1
まず、ここでのヘッドアップとは何かを説明していきます。
- ストロークが始まってからフォロースルーが終わるまでの間に頭が上がってしまうこと。
文字通り頭が上がってしまうことをヘッドアップと言いますが、基本的に頭が動くことだけでなく身体が動いてしまうこともヘッドアップに含めて良いのではないでしょうか。
そこで
- ストローク開始からフォロースルーが終わるまでに身体が動いてしまうこと。
ここでのヘッドアップを以上のように身体と頭がストローク中に動いてしまうことと決めます。
ヘッドアップについてC級B級、果てはA級でも軽視しすぎです。
ヘッドアップしてる自覚がない。
これです。
自覚がないのでヘッドアップについて何にも考えてないわけです。
当たり前ですが何にも考えてなかったら矯正もクソもあったもんじゃないですね。
このような点で誰かに指摘してもらうということは大事になってくるわけです。
そこで一人練習と相撞きのバランスが大事になってきます。
なんでもそうですが、上級者の言うことをある程度素直に聞ける人は上手くなるのが早いです。
特にヘッドアップに関しては初心の段階では考えないし気にも留めないと思います。
指摘されたことは素直に受け入れて技術的な部分では「へー、そうなんだ」くらいで聞いていれば良いと思います。
素直すぎるのも良くはないですが、聞き入れなさすぎるのも問題です。
話が逸れましたね、
まずはヘッドアップについて少し気にしてください。
相撞き相手に指摘してくれるようにお願いして相撞きしてみるのもよいでしょう。
「〜プロはヘッドアップしまくっているけど上手い」
とかヘッドアップの話をすると言い出すアホがいますが、一つの例を挙げて反論するのはナンセンスです。
以前にも書いたことがあると思いますが、
ビリヤードは間違ったことをしていてもある程度は上手くなる
このせいで意味不明な理論があちこちで流れたりしています。
例えばフォーム一つをとってもそうですが人によって言うことが違いすぎます。
ビリヤードは再現性のスポーツです。
理想とかけ離れていてもたゆまぬ練習で高再現度があればだいたいなんとかなってしまいます。
とはいえやはりそれは遠回りです。
基礎をしっかり固めて自分のやりやすいやり方を探していくのが良いのではないでしょうか。
つづく、