穴前の球2
つづきを書き忘れてた穴前の球の話です。
基本的にはこの4つくらいをなんとなく撞き分けができればB級上くらいまではなんとかなるでしょう。
作図の都合上イメージボールは全部同じですが、実際はいつも同じわけではありませんよ。
穴前の球はかなりテキトーに狙っても当たれば入ります。
だからこそ手球のスピードや走る距離に意識を置く比重を高くしましょう。
僕個人としては穴前の処理は次の3段階で考えています。
- 撞きやすい力加減で撞く
- 手球を動かす距離に合わせて厚みを変える
- ひねりでコースを調整する。
上の図で右下コーナー付近に落とす場合なんかでは厚みだけではどうにもならなかったりします。
そうしたら当然ですが撞点でラインを調節しましょう。
さて、ここで一つ注意です。
このような出しをしようとしたときに次の二つのパターンでミスをすると思います。
1.押し殺しになってしまった。
厚めから押しで単純に出そうとした結果のミスですね、
厚すぎ×押しを利かせすぎ×ショットが強すぎ=押し殺し
ってな具合のミスです。
厚めに入れて、
できるだけコーナー付近にワンクッション目を落として、
押しで走らせる。
考えは悪くないですが如何せん的球がクッションから近いので加減によっては押し殺しになってしまいます。
これくらいクッションから離れていれば問題はありません、状況に合わせた選択をしないといけませんね。
スピードを抑えて押しで走らせることもできますがつまらないミスを起こしそうなので別の手段を選んだ方が良さそうです。
2.ショートしまくり。
これは根本的に厚みに対する手球の走る距離をわかっていないミスですね。
厚ければそれだけ手球は走りません。
厚い球から手球を動かすには手球のスピンが大事になってきます。
ショットスピードは悪くないのでちゃんと上を撞いて押しを乗せたりなんやかんやしないといけません。
解決策としてこんなのはどうでしょう?
薄めから逆ひねり。
無難ですねー
ひねるのはちょっと…とか言う人はひねりを恐れすぎです。
当たれば入る配置くらいひねってもいいじゃないですか。
これなんかは薄めに逆ひねりを入れるだけです、
ほぼほぼ力加減だけでなんとかなるので安定すると思います。
つづく、