B級を目指す1
ビリヤードをまともに始めたならば、第一目標はB級になることでしょう。
とは言えども、所詮クラスは自己申告でありますのでクラスを上げるのに何らかの基準を設けるのが大半だと思います。
何度か話はしておりますが、よくある基準としては
- ボーラードを平均〜点、最高〜点目指す
- マスワリを出す
まぁ、この二つでしょうか
CからBに上げるときに試合が云々なんて言う人はほとんどいないですからね
また、JPAをやってる人に関してはスキルレベル5が目標だったりもしますね。
何でもいいんですけどね、どれにしたって技術面のバラツキはあって当たり前です。
なので今回は、個人的にできて欲しいなぁ、と思うことを書いていきますよ。
私の勝手な主観なのであんまり気にしすぎてはいけませんけどね…
1.
力加減です。
それぞれのエリアに収めることができる程度のアバウトな力加減は掴んでいただきたいものです。
1のエリアには意識してノークッション、ワンクッションのどちらでもなんとなくポジションできるように
3のエリアには意識してワンクッション、ツークッションでポジションできるようになると良いですね。
このような力加減をある程度掴んでいるだけでセーフティの精度も上がりますからね、力加減大事です。
これも力加減です、
入れてエリアに手球を収める。
難しくはありませんが、おそらく普通にミスがたくさん出るでしょうね。
2.
このブログでいったい何度出てきたのかって配置ですね。
フリーボールからバタバタ
ツークッション目を3ポイント〜サイドポケットの間落とす練習です、
当然ですが土手撞きにならないようにツークッション目をしっかり入れる力加減が大事です。
これは何かと言うと転がしたときのラインを理解してほしいのです。
押しをかけるとかではなくて、自然に手球が転がったときのラインのことです。
撞点は上で、力加減はバンキング程度でしょうか?
コンデションによりますが、強く撞くのではないことだけなんとなく把握していただきたい。
手球を置く位置さえ正確ならば意識することはほぼ力加減だけです。
3.
これもまたベタな配置です。
ひたすらセンター付近に出して取り切る練習です。
フリーボールでスタートして、基本的に次の球へセンターよりもやや厚い位置にポジションしたいですね。
撞点は基本的に順下で、出た位置によってワンクッションでポジションするかツークッションでポジションするかはしっかり考えましょう。
つづく、
報告
というほどでもありませんが、
自主的にビリヤードのことを書くほどのモチベーションがあまりないので、
今後はお題を投げられたらそれを書く+気が向いたときに更新する
そんな体制にしようと思ってます。
なのでコメントなりラインなりTwitterなり直接話すなり
なんでもいいので書いて欲しいことがあったら言ってください。
いい加減流石にコメントを返します、
来週までに返事が無かったら怒ってください。
それとは別ですが、火曜はたぶん二週間に一度は山水にいますので、暇そうにしてたら声をかけてください。
あと上手な方は私をボコボコにしにきてください、
モチベーションがなさすぎるのでそろそろどうにかしたいのです。
PS
みんな先角とタップが汚ないので綺麗にした方が良いと思うよ
お手入れすると愛着も湧くのでやるべきです。
バンクかセーフティか2
前回の記事から気付けば2ヶ月も経ってしまいましたね、
まあ、更新する気はあるのでテキトーにつないでいきます。
基本図その3です。
サイドバンク
これくらいのバンクは入れたいところです。
一応保険の意味合いで手球は上の短に寄せます。
重視するのは手球です。
セーフティ
セーフティするとして次の図を見てください。
手球も的球も長に入れてから直に短に寄せています。
手球を上に寄せるか、
的球を上に寄せるか、
どうでしょうか?
結論から言うとどちらも不可能なラインです。
手球が図のラインになるように撞くと的球がショートし、
的球が図のラインになるように撞くと手球がロングしたり長長短になったりします。
厚みに対する手球と的球の走る距離の感覚がとれていないと図のような不可能なラインを考えてしまいがちです。
やるならこんなもんでしょう。
手球が走りすぎないように少し逆を入れてブレーキをかけてあげたり、
まあ、平たく言えば様々です。
当然ですが的球がタッチorクッションに非常に近い場合ですと図のような的球長短のようなラインは非常に薄く難易度が高かったり、そもそも無理だったりします。
厚めから手球を調整したり色々考えることも多いです。
図のような配置ですとさほど難しくはありませんが…
上図で手球位置が2.3の場合はどうでしょうか?
ここではセーフティを考えます。
2からではノーで撞くと手球が長短と入ってしまい走り過ぎて甘くなりそうです。
的球を走らせたいラインへの厚みは薄め=手球は走ってしまいます
ちょいと逆を入れてやるのがセンスのある一手でしょうか、
逆に3の位置ではどうでしょうか?
的球を走らせたいラインへの厚みは比較的厚いので手球はあまり走らなさそう=ノーでは手球の走りが悪いです。
図のような配置でも十分ですがもっとキツく、と考えるなら…
順を切って手球をもう少し走らせてあげれば良いでしょうね。
中途半端ですが今日はここまで
バンクかセーフティか1
大変長らくお待たせしました。
将棋が一段落ついたので更新を"たぶん"再開します。
では以下本題
9番の外し合いってのは低レベルではよく見かけますね、高レベルでもあるんだから当たり前っちゃあ当たり前ですが、
イレイチカット!
イレイチバンク!
も大事ですけど守るのも大事なわけでして、ここではそんな話をします。
基本図その1です。
考えてほしいのは
①攻めるか守るか
②攻めるならコーナーバンク?サイドバンク?
③守るならどうやって守る?
まー、こんなもんでしょう。
とりあえずカットは選択しない方針でいきます。
↑①〜③は考えてほしいだけでこの順序で書くわけではないので悪しからず
コーナーバンク
無難かつ、アンドセーフティもかましやすいです。
基本図ですと手球も的球も走らせやすいのでさほど難しくはありません。
重視するのは的球の走行距離です。
手球が拙くても的球が短の真ん中付近にあればだいたい厳しいもんです。
セーフティ
こういう類の球は個人的に大好きです。
重視するのは的球です。
けれどもさほど難しくはないので手球もかっつり下の短までもってくれば会心の一撃ですね。
サイドバンク
これはあまり…
図の配置だとサイドバンクはさほど難しくはないので攻め一本でも構わないとは思いますが外した場合に甘く残る可能性がわりとあります。
じゃあ弱めで手球を上の短付近に残せば?
と思ったあなたは鋭いです、けれども難しいんですよ。
何故かってサイドバンクに届く力加減との兼ね合いをとるのが難しく、
手球の勢いを落とすために逆をひねってみたりすると今度は的球のもらいひねりによるコースずれまで考えないといけなくなります。
かつ、それくらいの力加減で外すとサイド穴近くに残る可能性が大です。
基本図その2です。
おんなじように考えていきまっしょい。
コーナーバンク
悪くないですが図のような加減は難しく、的球が左の長にもう一度届いてから上の短の真ん中付近に止まる加減がやりやすいでしょう。
厚めに当たるので手球を走らせるためにちょっと順をひねる。
手球も的球も気にしないといけないのでちょい難しいです。
場合によっては手球を長長短ではなく長短でも良いでしょう。
セーフティ
これが一番簡単でしょう。
基本図1のときより厚めに当てるので手球を走らせるために順をいれます。
重視するのは的球です。
同じく手球は長短でもそれを意識して撞くなら構わないでしょう。
つづく
どちらをひねる?
なんだか更新が滞っていますね、
たまには少し私事でも話してみますか、
最近は球よりも将棋にまみれてます。
↑こんなところで指してまして、
将棋友達が欲しいと切実に思っております。
趣味はやはりいくつかあると良いかもしれないと最近は思いましてふと将棋を始めたのですが面白いですね。
球はAクラスでも将棋はCクラス以下…
趣味と言えば球と料理だったわけですがさらに将棋が追加されてますますインドアな世界に生きています。
アウトドアなものだとかろうじて旅行が好きです。
けれどもアレは趣味とは言わないなと思いますね、趣味の基準が球と料理なので頻繁にやらないものは趣味ではないと思ってます。
料理の話ですがタイ料理とかベトナム料理が好きです。
誰か美味しいところに連れてってくれませんかね
僕の趣味の話なんて誰も興味無いと思うのでここら辺で切り上げますか、
それでは本題です。
このラインを見て撞点は順上と逆上のどちらでしょう?
順と逆を間違えるわけが無い…
と思ってるとやらかすのです。
テキトーにポジションしてたらテキトーなレベル内では順と逆を間違えることは無いと思いますがこんな球だとわりと間違えることがありますよ。
順上ですか、逆上ですか、
…
そもそも2球取り切りだったら簡単なわけですよ、
8番に対してテキトーに厚ければ良いのですからね、
けれども厚くても振りが9番に対して順振りになるとだるいです。
当たってしまいますからね、当たるという不確定要素はできるだけ排除したいのです。
こうやって描くとなんとなくわかるのかな?
- 撞点は上のみ
- 撞点は順上
- 撞点は逆上
というわけで正解は(人によるが)順上です。
多くの人が手癖で逆上を撞いて振りを間違えるというオチですよ。
人によるが、って何だよってなるでしょうから以下解説です。
似たようなラインですが撞点が違いまして実線は逆上、点線は上のみです。
勘の良い方はこれだけでわかるかもしれませんね、
押しのラインが違うので撞点が変わるってことです。
実線はキレイに押せて無い人で、点線はキレイに押せてる人です。
手球を叩きまくってると実線みたいに割れたラインになってしまいます。
けれども押しのキレイさ云々の問題だけではありません。
このラインが順上で出せるのか?
まー、出せるわけないですね。
こんな風に薄いと逆を切らないと駄目です。
ひねる量なんてほんのちょっとで良いのです。
1/4タップひねるだとかそんなもんです、
ひねりすぎると9番に順振りになってしまいます。
逆に厚いと撞点は順上です。
ここまで厚くなると少し割った感じで撞いた方が球は楽に走るかもしれませんが手球が跳ねてると優雅さに欠けますね。
どっちをひねるかってどんなときでも同じですが、そもそもなんでひねるのかって話になってきまして、
今回はなんでひねるのかって順振りにしたくないのでツークッション目の位置を調整したいからです。
なんでも漠然と手癖でやらないで考えるべきところは考えて、なんでも良いところは好みと手癖でやれば良いのではないでしょうかね。
こんなフリーボールとかどうだって良いんですよ、
こんなフリーボールで気を使うべきです。
振りを間違えないように、あんまり遠くならないように…
さっきどうだって良いって言いましたが個人的にはこういうのが大好きです。
撞点は順上、
スパッと撞いて押しのカーブを出して右上のキワに落としてひねりで立つ。
ほんとにどうだって良いですね。
みんなもっと手球の転がりのキレイさとかにこだわってみたら面白いのになぁ…