ハードブレイクとビリヤードと

ビリヤードの基礎知識から練習方法、あとハードブレイクの方法なんかを書いてきます。私個人の考えを多く含んでいますので意見があれば是非ください。オカルト理論であふれているビリヤードの世界を改善していきたいです。

2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

攻めるか守るか

今回は特にこの配置を取り上げます。縦バタで入れて出せれば1番良いですが、自分の入れの成功率と出しの成功率と相談しましょう。入れの成功率が低いのに無理に攻めると外して甘く残してしまいます。入れられないと判断したならセーフティしましょう。ストッ…

トラブル処理2

トラブル処理第二段。キスインについて書いていきます。第一的球を他の的球に当ててコースを変えてポケットするのをキスと言います。こんな場面はしばしば見かけますね、配置を動かさないと7番を左上コーナーに取ることが難しいです、サイドにスクラッチして…

穴振り

ポジションミスで真っ直ぐになってしまったときに穴振りってものをよく使います。ポケットは大体球2個分くらいの大きさがあるのでこれを利用してポケットの右寄りや左寄りに入れて手球を動かすことを穴振りと言います。一見どうしようもない配置ですが、穴振…

グリップ1

グリップは多種多様ですが、基本的には3種類に分けられます。この3種類というのは腕に対するキューの位置での分類です。1.内巻き2.外巻き3.真ん中今回のグリップの話に関しては指については触れません。さて、それぞれのグリップですが違いはわかると思いま…

トラブル処理

実戦的な部分であるトラブル処理について書いていきます。この図でトラブルと言うと7.8ですね、このままではどうしようもないのでどこかでこの塊を割らないといけません。こんなどうしようもないような塊をトラブルだとかクラスタだとか言います。さて、処理…

撞点

狙った撞点を撞くことが出来ているのでしょうか。実際問題なかなか難しいものです。構えてタップを手球に近付けたところを撞くことは上級者ならある程度はできますが、実際にタップが手球と接触する点は当然ながらシャフトの中心点ではないので狙いとの差異…

2球取り切りpart6

2球取り切りです。今回もこの配置から考えられる出しを出来るだけ多く考えてください。順振りか逆振りか、厚めか薄めかそれぞれのパターンを考えましょう。…1.薄め順振り長長バタバタ。撞点は上、サイドスクラッチを躱すために順をいれることもある。若干遠…

クッションに対するひねり2

つづきです。前回に引き続きクッションに対するひねりについてつらつらと書いていきます。さて、この配置で引きで長クッションに垂直に落とした場合どうなるでしょうか?…こうなります、垂直にクッションに落ちたなら垂直に返ってくると思ったあなたは甘いで…

クッションに対するひねり1

今回はクッションに対するひねりに対して焦点を当てていきます。ポケットビリヤードにおいては的球に当たった後に手球が走る方向のひねりが順ひねりでその逆が逆ひねりでしたね。例えばこの図では手球が右方向に走るので右ひねり=順ひねりです。ポケットビ…

難球(修正済み)

今回は実戦でよく見かける球について話します。相手が9番を外してこんな球が回ってきました、どうしますか?攻めるとしたら…1.サイドバンク2.カットどっちも確率が低い選択な上に外したときの守りが弱いです。守るとしたら、短短に離すセーフティ。アンドセ…

ドリル1

よく見かけるドリルのような配置を紹介していきます。基本的なことが多いですがステップアップのために成功率を上げることが大事です。10%出来ることを30%出来るようになるよりも80%出来ることを90%出来るようになることのほうがはるかに大事です。基本的に…

キュー切れの確認

キューが切れるかどうかの確認配置集です。ある程度長く撞いてきた人ならほとんど知っていると思いますが知らない人も多いはずなので紹介します。引きのキュー切れ確認配置1.スピードを落とした引きの練習ほぼ全厚で的球に当てて引く。手球が手前の短クッシ…

切れ

撞き方って説明しにくいんです。手球とタップの接触時間が云々とかがあるとして、接触時間を伸ばすための方法の具体的説明ってどこにも明言されてないです。考えるな、感じろ。ってやつです。意識的にか無意識下なのかはわかりませんが同じ練習を繰り返しや…

ひねり方2

ノーマルシャフトの話を少しします。たとえばこの配置で逆を撞きます。トビが出るので本来の厚みよりも厚めに狙います。逆を撞くなら厚めに、順を撞くなら薄めに構えます。距離によってはカーブも見越す必要がありますがそれは置いておきましょう。では普段…

クッションを使う

今回の記事ですが、B級くらいの人は気にするとステップアップできるかもしれません。さて、まずはこの配置です。わりとなんでもない配置ですが、なんとなく取り切るのではなくしっかり考えていきましょう。基本的にこの配置は順引きで出します、ここで大事な…

バタバタの加減

練習配置です。実線が重なると見にくいので重ならないように図を作ってあります。今回はバタバタの力加減です。対象SL4〜撞点上。左の長クッションの近く、中間、右の長クッション近くにそれぞれポジションできるようにする。以下SLごとのポジションの目安。…

手球のベクトル3

今回でベクトルの話は終わりです。数学嫌いながらも読んでくださった方はありがとうございます。最後は左右のトビの話です。さて、前回までは上撞点に関してでしたので横から見た図でしたが、今回は左右の撞点に関することなので上から見た図です。撞点は右…

手球のベクトル2

今回もベクトルの話がひたすら続きますが難しいことは特に言って無いので邪険にならないでくださいね。今回は同じ撞点であるがキューレベルが異なる場合の手球の動きを考えていきます。ちょっと極端な図ですが、説明って極端な方がわかりやすいので「こんな…

手球のベクトル

今回は少しだけ難しい話をしますので数学とかが嫌いな人は読み飛ばして結構です。まず次の図を見てください撞点をつき抜いた矢印がキューから手球に伝わる力のベクトルです。一応ベクトルの常識的な部分を説明します。この図においてベクトルACはベクトルAB…

内部撞点

ここで内部撞点の説明をしましょう。次の図を見てください。撞点は同じですが、手球の挙動は同じになると思いますか?手球は質点ではなく剛体(近似)です。必ずモーメントを考えないといけません。この違いを平たく言えば手球の回転が無い運動をするか手球の…

転がす練習

毎度毎度転がす球が大事って言ってますが今回もそれです。では今回の配置をフリーボール。対象SL3〜目標の的球に当てる練習です、クッションに先に当たってしまうのはNG。撞点は上、バンキング程度の力加減。簡単に見えますがC級からB級くらいだと余裕で外し…

ブレイクのブリッジ終

これでブレイクのブリッジに関する記事はとりあえず終わりです。次の二つのブリッジを見てください。A.B.違いは一目瞭然ですね。ブリッジを組む位置がレールの縁から近いか遠いかです。この二つに関しては一長一短なんてことはありません。Aが良くてBが良く…

ブレイクのブリッジ5

おそらくこれでブレイクのブリッジの話はほとんど終わり、のはず。「ブレイクを改善するにはどうしたら良いですか?」なんてひんぱんに聞かれます。だいたいはブリッジが甘いで済ませていますがいい加減に答えているのではなく真面目な話です。組み方が甘い…

ブレイクのブリッジ4

ブリッジの組み方に触れます。組み方と言うと語弊がありますね、キューとブリッジの接地に関してです。ブレイクは当然ですがかなりのキュースピードを伴うので生半可なブリッジでは崩れます。人差し指と中指と親指でしっかりとブリッジを組みましょう。人差…

体重移動4

色んなブレイクが強い人のブレイクを見ていると、ほとんどが身体が動いた後に前に突っ込まず、上に流れていることに気づくと思います。さらに、身体の前後運動なんてほぼありません。こんだけ引っ張って置いてあれですが、身体の移動スピードを利用しような…

当て出し2

つづきです。どうしても他の球に当たってしまって手球の動きがわからないから我慢することは誰しもすると思いますが、知ってれば簡単な球でしたら知ってれば良いだけの話ですね。この配置なんかまさにそれですね、9番に厚めに引きで当てれば当て引き、2段引…

当て出し

トラブルがあったり、取り切りの序盤ではどうしてもポジションする過程で他の球に当たってしまうことがあると思います。例えばこの配置はどうでしょうか?5番を入れるのは簡単ですが9番にどうしても当たってしまいます。そこであえて当ててポジションします…

手首の使い方

簡単にキュースピードを上げたいなら手首を使うのが手っ取り早いことは以前記事にしました。えー、プレイで手首を使うことに関しては度々議論になっているのを見かけますが、好きにしたらいいと思います。趣味ですからね、楽しくやっていきましょう。確かに…

ひねり方

ひねりの方法に関して。ひねりを乗せることは非常に簡単です。こんな練習をやったことがあると思いますが、これってひねらないための練習ですものね。さて、ひねる方法として代表的なものが2種類あります。軸ずらし(ピボット)平行移動(パラレル)ちょっとわか…

概要

かなり読者も増えてきて毎日1000アクセス以上いただいております。しがないA級の戯言だと思い生暖かく閲覧していただきたいです。当ブログは私の主観を多く含んでいます、なので当然意義を唱えることは多いはずです。そうしましたら「それはおかしくないか?…