ハードブレイクとビリヤードと

ビリヤードの基礎知識から練習方法、あとハードブレイクの方法なんかを書いてきます。私個人の考えを多く含んでいますので意見があれば是非ください。オカルト理論であふれているビリヤードの世界を改善していきたいです。

バンクかセーフティか1

大変長らくお待たせしました。

将棋が一段落ついたので更新を"たぶん"再開します。

では以下本題

9番の外し合いってのは低レベルではよく見かけますね、高レベルでもあるんだから当たり前っちゃあ当たり前ですが、

イレイチカット!
イレイチバンク!

も大事ですけど守るのも大事なわけでして、ここではそんな話をします。


f:id:over40kmph:20141028130712j:plain
基本図その1です。

考えてほしいのは
①攻めるか守るか
②攻めるならコーナーバンク?サイドバンク?
③守るならどうやって守る?

まー、こんなもんでしょう。
とりあえずカットは選択しない方針でいきます。

↑①〜③は考えてほしいだけでこの順序で書くわけではないので悪しからず

コーナーバンク
f:id:over40kmph:20141028130720j:plain
無難かつ、アンドセーフティもかましやすいです。
基本図ですと手球も的球も走らせやすいのでさほど難しくはありません。

重視するのは的球の走行距離です。
手球が拙くても的球が短の真ん中付近にあればだいたい厳しいもんです。

セーフティ
f:id:over40kmph:20141028130727j:plain
こういう類の球は個人的に大好きです。
重視するのは的球です。
けれどもさほど難しくはないので手球もかっつり下の短までもってくれば会心の一撃ですね。

サイドバンク
f:id:over40kmph:20141028130736j:plain
これはあまり…
図の配置だとサイドバンクはさほど難しくはないので攻め一本でも構わないとは思いますが外した場合に甘く残る可能性がわりとあります。

じゃあ弱めで手球を上の短付近に残せば?
と思ったあなたは鋭いです、けれども難しいんですよ。
何故かってサイドバンクに届く力加減との兼ね合いをとるのが難しく、
手球の勢いを落とすために逆をひねってみたりすると今度は的球のもらいひねりによるコースずれまで考えないといけなくなります。
かつ、それくらいの力加減で外すとサイド穴近くに残る可能性が大です。


f:id:over40kmph:20141028131313j:plain
基本図その2です。
おんなじように考えていきまっしょい。

コーナーバンク
f:id:over40kmph:20141028131323j:plain
悪くないですが図のような加減は難しく、的球が左の長にもう一度届いてから上の短の真ん中付近に止まる加減がやりやすいでしょう。
厚めに当たるので手球を走らせるためにちょっと順をひねる。
手球も的球も気にしないといけないのでちょい難しいです。

場合によっては手球を長長短ではなく長短でも良いでしょう。

セーフティ
f:id:over40kmph:20141028131331j:plain
これが一番簡単でしょう。
基本図1のときより厚めに当てるので手球を走らせるために順をいれます。
重視するのは的球です。

同じく手球は長短でもそれを意識して撞くなら構わないでしょう。

つづく