クッションに対するひねり1
今回はクッションに対するひねりに対して焦点を当てていきます。
ポケットビリヤードにおいては的球に当たった後に手球が走る方向のひねりが順ひねりでその逆が逆ひねりでしたね。
例えばこの図では手球が右方向に走るので右ひねり=順ひねりです。
ポケットビリヤードにおいてはクッションへの入り方と順ひねり、逆ひねりというのは名称は関係してきません。
純粋に的球との関係性だけです。
つまりポケットビリヤードにおいては順ひねり=クッションに手球が入ってから伸びるひねりというわけでありません。
さっきから散々ポケットビリヤードとか言ってるのはキャロムでのひねりは少し違うからですが説明してもしょうがないのでしません。
ではこの配置を例にとって考えましょう。
実線は順上、点線は順下です。
実線では手球のスピードが死んで、点線では生きてきます。
どうしてかというと、この図でひねらずに撞いた場合クッションに入ってから手球には手球が走る方向のひねりがクッションから与えられるためです。
クッションからのもらいひねりでしたね、もらい順とも言います。
この図に戻ります。
手球には順ひねりである右ひねりがのっていますね。
実線ではクッションからもらい順で左ひねりが与えられます、元々手球にのっている右ひねりとクッションから与えられる左ひねりとで相殺されて手球の勢いが死にます。
点線ではクッションからもらい順で右ひねりが与えられ、元々手球にのっていた右ひねりとの相乗効果で手球は走ります。
長いのでつづく。