体重移動4
色んなブレイクが強い人のブレイクを見ていると、ほとんどが身体が動いた後に前に突っ込まず、上に流れていることに気づくと思います。
さらに、身体の前後運動なんてほぼありません。
こんだけ引っ張って置いてあれですが、
身体の移動スピードを利用しようなんて無理な話なんです。
利用したところでほんの少しの違いしかありません。
これを利用するのは、40km/hが平然と出せるようになって行き詰まってからでいいと思います。
体重移動する意味は、ただタイミングを合わせたいために尽きると思います。
初めに低く構えてブレイクに入るのは普段と同じように構えることによる厚みの確認的な部分が多いです。
さて、身体を動かしてかつ突っ込まないために壁のイメージというものを使います。
最初に構えた顔の前に壁があるとすると、身体を動かしたときに前に行けずに上に上がります。
これにより身体を上方向に逃がすことができ、この過程でのタイミングが合う肩の位置でインパクトすれば良いブレイクができます。
身体が上にいく(ヘッドアップする)ことでタイミングをとれる位置に出会えるわけです。
ひとまず体重移動の話はこんなもので終わりにします。