ブレイク練習1
ここではハードブレイクを志す人向けのブレイク練習の仕方を書いていきます。
別にここで書く内容がベストだ、とかアホなことは言いませんが闇雲に練習するよりはマシだと思います。
段階を踏んだ練習をしましょう。
- キュースピードを上げる。
- タイミングが合うフォームを探す。
- 低めのフォームからタイミングを合わせてブレイクする。
- 突っ込まない体重移動をする。
- 身体を止めて上に逃がす体重移動をする。
基本的にはこんな流れです。
では1からやっていきましょう。
最低限の力加減として短短2往復はできた方が良いです。
男性なら2往復半はしたいですね。
プレイでそこそこ使用頻度が高い力加減は1.5往復ですのでそこから考えると2往復ってそこまで強いショットでもないですね。
これができないって人はテイクバックが小さすぎるだとか、手首がガチガチだとか色々あります。
だいたい何でもそうなんですけど、
ひたすらハードショットの練習してれば勝手に強くなります。
ハードショットが苦手って人の一人練習を眺めてるとだいたいがハードショットなんてまったくやっていないですね。
今まで積み上げてきたものがなかったらできなくて当たり前です。
自分にはできないと悲観的になる前に練習してみたほうが良いと思いますよ。
例えば普段から実線の出しをやってみたりするのか、ということです。
点線がベターだけれども、実線のようなショットを避け続けてたらハードに撞けるようになるわけはないですねぇ…
ひたすらハードに撞く練習をしていれば、自然と身体が対応してきます。
指の使い方だとか、手首の使い方だとか意識することも大事ですがそれ以上に練習が大事です。
次に2です。
死ぬほど何回も書いてるのですが、
タイミング=肘の開きが120°程度で肘を支点とした振り子の最下点でインパクトする瞬間
です。
こちら栗林Pのブレイクのインパクトの瞬間です。
肘がやや閉じていますが120°程度の開きになっていますね。
最終的にはこのようにプレイと同じ程度の高さのフォームから身体を動かしてブレイクしますが、最初からこれをやるとどうしてもタイミングが合わないと思います。
そこで、初めからタイミングが合う位置で構えてブレイクします。
初めからこのように構えてストロークして、ブレイクするだけです。
初めは慣れないフォームでしょうからあまり芳しい結果にはならないと思いますが、そのうち今まで普通に撞いていたときよりもスピードは出るようになるでしょう。
つづく。