バタバタ1
バタバタについて取り上げます。
このように対面のクッションを何度か用いてポジションする術をバタバタと言います。
これは長クッションでバタバタさせているので長長バタバタなんて言ったりもします。
こちらは短クッションでバタバタさせています、短短バタバタとか縦バタとか言ったりします。
バタバタで大事なことはツークッション目で縮むということです。
撞点による順ひねり、ないしクッションからのもらい順ひねりは対面のクッションに入るとクッションに対して逆ひねりになるため縮むのです。
なのでこの図でツークッション目からは実線のようにはならず、反射角が入射角よりも小さくなります。
点線が正しいバタバタのラインです。
バタバタは比較的収束しやすいラインです。
スリークッション以降はほとんど対面のクッションを行き来するのみで到達点はほとんど変わりません。
平たく言えばこんなラインを描くことは無いってことです。
力加減次第で走る距離は変わりますが到達点のズレはさほど大きくありません。
バタバタは切り返しと並んで有用性が高い出しなのである程度は必ず習得せねば困ります。
このように厚めからのツークッション、薄めからのスリーないしフォークッションによる出しはよく使います。
つづく。