ハードブレイクとビリヤードと

ビリヤードの基礎知識から練習方法、あとハードブレイクの方法なんかを書いてきます。私個人の考えを多く含んでいますので意見があれば是非ください。オカルト理論であふれているビリヤードの世界を改善していきたいです。

2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

入れを鍛える

入れないと話にならないので入れる練習をするのは当たり前ですね。狙い方には接点法だとかイメージボールだとか色々な方法がありますが、わかりやすく簡易的なのでイメージボールで基本的にやってみましょう。この配置で撞いてポケットできたとします。はじ…

右とか左とか

そういえば説明してなかったので順とか逆とかを説明します。例えばこんな押し球の手球のコースに関して。この的球を入れるには的球の左側に手球を当てますね、そうすると手球は左に走っていきます。こんな球を左振りと言います。逆に手球が右に走るようなと…

タッチ

タッチ球が苦手なC級は多いです。要練習。 SL1〜4対象手球は点線の範囲内で動かして練習色んな撞点で練習タッチ球が苦手なのはイメージボールがクッションと接するので違和感があるだとか色々あると思います。基本的に厚みは慣れてこないとわかりません。変…

体重移動2

ブレイクの話です。前のブレイクの記事で振り子としての最下点かつ、腕の角度は120°でインパクトする。と説明しました。けれども腕の角度が120°というのは通常のフォームではこれくらいの位置になりますね。ちょっと適当な写真ですが…これでは振り子としての…

抜いてはいけない

的球をはずすことを、抜くとか、と飛ばす、とか言います。特に抜いてはならない球と言えば9番ですね、しっかり出せていれば良いのですが世の中そんなに都合よくないです。ここでよくある出しミス配置のシュート練習をしましょう。力加減で出そうとしてミスを…

精度を上げる。

なんとなく取り切れるけど、細かい部分がアバウトだなぁと思うレベル向けの練習SL6〜にオススメ練習。クッションからやや浮き。番号順取り切り、ただし配置の番号は毎回バラバラで。配置によって簡単だったり、難しかったりします。手球フリー。この練習配置…

転がす

変速センターショットの話でも触れましたが、転がす力加減ってのが大事です。こんな配置で8、9共にコーナー縛りで取り切りとしましょう。出し方はいくつ浮かびますか?1.2.3.4.5.おおまかに言ったらこんなもんでしょうか、全てライン出しです。撞点は上芯右…

必須球

9ボールなんかをやってく上で1番使用頻度が高いのが順下ですね。SL3〜7ぐらいまでは次の練習をやっていただきたい。順だけで取り切る。順番は適当でいいです。手球フリー。図の手球位置くらいの振りがベストですね。SL3.4は頑張って取り切れれば良いです。SL…

体重移動1

あいつは体重があるから重くて良いブレイクができる。とか耳にしますが、気のせいです。都市伝説です。寝言は寝てからおっしゃってください。ここで体重移動のお話をしましょう。ハードブレイクを志すと必ず体重移動ってものがついてまわってきます。僕の考…

跳ねる

前回の記事に関する補足など色々です。手球のラインに関することです。前回の記事でこんな画像を載せましたが、この押しのラインは大嘘です。実際にはこのように(これもまたアバウトな画像ですが)手球は押し回転によってカーブしながら走ります。また、押し…

入れ方と手球の動き

ビギナー、C級に向けた内容です。このような、真っ直ぐな球は入れられますね。真っ直ぐ撞けば入ります。では振りがついたらどうでしょうか。ここでイメージボールというものの説明をします。先ほどのような真っ直ぐ撞けば入る配置を考えます。手球が的球に当…

タイミング

いきなりどうでもいいんですが、この配置で1番を狙えます。何故なのか考えると面白いしためになります。さて、ブレイクのお話をしましょうか。最初に行っておきますが、早い段階からハードに割る練習をしないと後々必ず苦労します。プレイと通じることですが…

定位置の9番

ラックがきれいに立ってると9番はほとんど動かないのでこんな9番を撞くことが多いです。定位置の9番へちゃんと出せてますか?定位置の9番へはポケットの脇のクッションを上手く使うと出しやすいです。だいぶ適当に書きましたけどだいたいこんな感じです。サ…

基礎

ビギナー、C級あたりのやる練習押し球、引き球でサイドへスクラッチ色んな力加減、色んな撞点でやってみましょう。強めの力加減だと芯近くの撞点で押し引きが利きます。弱めの力加減だと端を撞かないと押し引きは利きません。難易度はぐっと上がりますがセン…

センスの有無

もうちょっと厚く出したかったのにちょっと薄くなった場面ゆっくり撞いて加減で殺してみる失敗ですね、くそ長め、よくある光景です。そもそも薄さによってはちょうどよく出る加減だと8番がポケットに届かないこともあります。しっかり撞く。第二クッションの…

ライン出しとゾーン

ライン出しとゾーンについてです。こんな配置ですが、9番を入れやすい範囲を考えると実線の三角形内くらいですよね。この入れやすい範囲のことをゾーンと言います。8番から9番への出しを考えましょう。この二つを考えます。どちらがゾーンを広く使えますか?…

振りを保つ

世の中の常識ですが、基本的に順振りが良いです。例えばこんな配置の取り切り厚め順振りならば、サイドに8番をとって押しでコロコロやって終わりですね。点線の芯でバシッと横に出すのは9番を入れやすいゾーンを横切る出しなので次点です。薄め順振りだと上…

dead straight

僕にビリヤードを教えてくれた人(通称ソムリエ)は徹底的にフォーム・ストロークを叩き込んでくれました。真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出す。ブリッジってスタンダードかオープンかに大別できますね。それぞれ利点やら欠点やらありますが今は置いておきましょう。…

指の使い方

グリップはみなさんどのようにしていますか?大別すると人差し指中指支点、中指薬指支点、薬指小指支点、全指、が一般的だと思います。ここではとりあえずグリップは軽めに握ってみてください。いわゆる卵を握るくらいです。小指と薬指の下あたりの手のひら…

肘と手首

腕は四重振り子である、けれども普段のストロークでは肘が支点です。ビリヤードを始めた頃にみんな一度は、肘を支点とした振り子のようにストロークしなさい。と教わったことがあるはずです。一般の方を見ていると肩を支点としてキューを振っている人がちょ…

強く割る

ブレイクに関する初記事まず、ブレイクの話は置いておき、キュースピードを出す方法です。キューを振る、と考えたときに使える関節はいくつありますか?肩、肘、手首、そしてひとまとめにしてしまいますが指です。この順番でキュースピードが出しにくいです…

変速センターショット

過去にCue'sに連載されていたものです。レール側の手球位置からだんだんずらしていきセンターの的球のシュート練習。以下、大事なこと2回連続成功で次の厚みの位置へ同じ撞点・力加減で撞く左右どちらのフリからも行う推奨撞点は上で、転がす力加減で撞く。…

わきまえる

うちのチームメイトには常々「身の程をわきまえた球を撞け。」と言っている。かつてC級ビギナー戦の運営という地獄を味わったことがある。3先が1時間以上かかるのだ。さすがにこれはひどい例だとしても、無い引き出しを開けても中には何もない。引き出しがあ…

指導考4

上体の形ができたところでスタンスの話に移ります。スタンスは平たく言えば安定していればオーケーです。ここまでのことを実践して構え、適当で良いのでスタンスを作ってみます。シャカシャカと素早く素振りをしてみてください。おそらく身体の軸がブレブレ…

指導考3

キューの通り道ができたところで上体の形を作っていきましょう。大事なのは正面から見たときに右肩が見えないことです。我流でフォームを作ってきた人の中には右肩が落ちて手首が極度な内巻きになっている人もいくらかはいます。右肩をあげることを意識する…

指導考2

利き目の次は本格的にフォームです。足を肩幅くらいに開き、キューを持った手は体に添わせます。この状態では身体が邪魔でキューが振れないので振れるようにするにはどうしたらいいでしょうか?右足を左後ろに引く右の腰をねじりながら引く1.について考えて…

指導考

新歓シーズン故、初めてビリヤードに接する人に教える事が多いでしょう。ビリヤードはよく引き合いにダーツが出されますが、ダーツの方がはまる人が多いです。何故でしょうか?昨今のダーツは適当に投げても当たれば点数が派手に出ます。目に見えて結果がで…

真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出す

初心者から上級者まで永遠の課題。さて、そもそも真っ直ぐの定義があやふやですね。別に真っ直ぐ振れていなくてもインパクトだけ合っていればいいよ、って人もいますがそういうのは置いておきましょう。上下左右に限り無く真っ直ぐ振る。左右にブレるのは当…

センターショット

よくある練習にセンターショットってものがあります。近くの球のシュートもままならない状態でやってもしょうがないですね。こんなんでいいです。ビギナーに毛が生えたようなレベルでセンターショットを延々とやり続けるのは無益だと思います。持論としては…

道具に関して

プレイキューを買っても入れものを買わなかったら帰り道困るのでケースも買いましょうね。よくある表記で○B△Sみたいなのがあります。これは○本のバット(キューの持つ方)と△本のシャフト(キューの細い方)が収納できるよってことです。初めは1B1Sで良いと思い…