ボウラードの話
ボウラードの話をします。
以前にも軽く触れたのでそれはこちらを参照してください。
今回はブレイクと取り方に焦点を当てていきます。
基本的にブレイクは真ん中付近からやります。
三角形のラックは真ん中から、菱形のラックは端っこからが基本です。
手球はセンター付近に止められると良いですね。
撞点は上〜下ですが、 力加減の強〜弱に対応させてください。
撞点上だと手球がフットの方にいってしまうじゃないか!というひとは作用反作用うんぬんをちょっと考えてくださいね。
質量比は1:10ですので無回転で当たると跳ね返されます。
さて、こんな感じになれば理想的です。
適度に割れて手球がコントロールされ、散らばりすぎていないのが大事です。
では取り切りに入ります。
たくさん入れやすい球はありますがどれから狙いますか?
と言いたいところですがその前に考えることがあります。
- 無駄に手球を動かさない。
- まとめて取れる球のグループを考える。
これですね、1に関しては当たり前です。
ポジションの正確さのためには動かさないのが一番簡単ですからね。
では2のまとめて取れる球のグループを考えるということですがこれは何でしょうか?
今回は初歩的なレベルでの話なので2つセットで考えます。
1.9、9.6、5.10、4.8、8.7、あたりを気にしてみます。
それぞれ最初の球にストップさせれば次の球に繋ぐことは簡単ですね。
かつ、それぞれ繋がっているところを考えます。
1.9.6、4.8.7は続けて入れやすそうですね。
というわけで、とりあえず狙うのは1.4.5あたりでしょう。
それではこの中からどれを選ぶかです。
4を考えます。
ここからだと、4.8.7.2.5.10.3.1.9.6といった順番でしょうか?
しいて言うなら3から1への出しに気をつけたいですね。
1を考えます。
1.9.6.4.8.7.2.5.10.3ですかね。
5を考えます。
5.10.4.8.7.2.31.9.6ですかね。
4からにせよ5からにせよ、1.2.3の処理はその都度の出た場所で臨機応変に考えた方が良いでしょう。
結論から言うと僕は1からいきます。
それは1に繋ぐ球がこれといってないからです。
しいて言うなら2か3ですね。
どちらにせよ押しワンクッションや直引きになります。
4からでも別に良いですが(8番に出すのにすでにちょうど良い振りになっているので)1が目障りで少し撞きづらいです。
5からだと10への振りをけっこうシビアに考えないと4に繋ぎづらいです。
今回の例のように全部上手くいくわけはないですが、事前にしっかり考えるかどうかは非常に大事です。
つづく、