ポジションプレイの基礎4
これまでのポジションプレイのおさらいをします。
まずは基本的に次の球に近づける。
けれども近くても入れにくいと困るので、
ゾーンに入るようにネキストに近づける。
手球がクッションに入ったとき、とりあえずは入射角=反射角だと思ってポジションを考える。
でしたね?
では今回はゾーンの有効な使い方を考えていきましょう。
この配置を例に考えます。
9番を入れやすい手球の位置(=ゾーン)はだいたいこんなもんでしょう。
パッと浮かぶ出し方はこの2通りですが、どちらが良いかを考えるのが今回の主題です。
考え方は単純明快です。
ゾーン内の手球の通る距離が長い方を選びましょう。
手球が通る距離が長いということはつまり力加減の許容範囲が大きいということです。
つまりこの配置では点線よりも実線の出し方の方が力加減の許容範囲が大きいですね。
ちなみに実線は撞点は上、点線は撞点は下です。
ではこちらも同じようにどちらの出し方が良いか考えてください。
…
簡単ですよね、正解は実線です。
このようなゾーンを有効に使う出し方のことをライン出しと言いました。
まあ、昔にも記事にしたのですがポジションプレイの総括なのでここにも記します。
基本的にはライン出しをすれば厚めに出せるので良いでしょう。
つづく。