14-1の話5
再び14-1の話です。
まずはブレイクで気を付ける点を説明していきます。
図はブレイクボールも手球も良い位置にありますが、撞点をちゃんと考えないと危ないので気をつけます。
以前この定番のブレイクでは撞点は基本的に下系だと述べましたがこれは二つ理由があります。
- 手球をセンター付近に残したい
- スクラッチを避ける
1は当たり前のことなので説明はしません、2も当たり前のことですがわりとやりがちなことなので気をつけましょう。
基本的にラックの斜辺に押しで当たるとコーナースクラッチのコースに乗りやすい
当て出しが頭にあればなんとなくどこに手球がいくのかはわかるはずですね。
同じようにこれもそうです。
これなんかは2か3かに当てないとスクラッチコースに乗ってしまいます。
引き加減が難しいのでブレイクの形としては良くはありませんね。
14-1は細かくブレイクすることが多いので必然的に当て出しが大事になってきます。
この辺の知識と考え方ができないとランを繋ぐことは難しいでしょう。
さて、こんな場面を考えます。
1で割るか、3で割るかでしょうね、
この図ですとわかりやすい受け球が無いように思えますが…
当て出しを駆使すればわりとどうにかなります。
3で割りにいって運だのみするよりはビジョンが明確で良いですね、個人的には好みです。
9ボールばっかりやってるとこういう知識や技術はなかなか身につかないのでプレイの幅を広げるためにも色々やることが大事になってきます。