14-1の話part3
当分14-1の話がつづきます。
さて、前回にブレイクの話として大事なことを2つ挙げました。
1.ラックの薄いところに当てる
2.割った後に続けられる可能性を高くする。
でしたね、そして1は何故かというと
手球が埋まらないようにするため
でしたね。
今回は2の話をします。
ブレイク=強く割る ってわけでもないです。
9ボールでも同じですが、
- 強く割ればよく散らばるが手球が怪しかったり運だよりになってしまうことがある。
- 弱く割ればあまり散らないが取り出しの球は作りやすい。
基本的に14-1はバチコーンッて割りません。
端っこに軽く当てることが多いです。
弱く当てても端っこの球が出てくるのはなんとなくわかるでしょう。
(図はテキトー、当てにしないように)
けれどもこの図の当て方はあんまり良くはないです。
端っこの球が出てきても繋がらなければ意味がないですからね。
まずここではラックの厚いところ、薄いところとは何かを話します。
これは厚いです。
これは薄いです。
わかる人はわかる、わからない人はわからない…
単純な話で、手球のコースの延長上の球の数が多いか少ないかです。
延長上にたくさん球がありますね。
延長上にあまり球がありませんね。
同じ力加減で撞いたときに薄いところに当てる方が出てくる球の数は多くなります。
厚いところに当てると手球が埋まる危険性をはらんでいます。
弱い加減の方が必然的に手球のコントロールに重きをおけるので繋がりそうですね。
さらに、強く割ればそれだけ球は出てきますがトラブルができる可能性も高くなってしまいます。
薄めに当てれば無理なく手球のコントロールができます、状況によりますが手球をセンター付近に運ぶことも容易になります。
前回のブレイクの図を再度見ていただけるとわかりますが、センター付近にポジションしようとしています。
いつでもセンター付近にポジションするのが良いわけではありませんが、やはり入れられる可能性が高いのはセンター付近ですね。
つづく